「肺炎球菌ワクチンの認知度および接種度調査結果」を公表しました。
肺炎球菌ワクチンを知らないと回答した人が全体の55.8%と過半数に上ったようです。
調査は昨年11月12−25日に65−75歳の男女6442人を対象に郵送で実施。
また、これとは別に65−75歳の男女2541人を対象にインターネットで
追加調査を実施した結果です。
郵送による調査では、肺炎球菌ワクチンを「知らない」と回答した人が55.8%で、
「名前だけを知っている」は28.8%、「どのようなものか具体的に知っている」は
12.6%だったようです。
調査対象者のうち、肺炎重症化のリスクが高くなる基礎疾患がある2127人を見ても、
「どのようなものか具体的に知っている」は15.4%と、
認知度はあまり変わらなかったようです。
またインターネット調査で、政令指定都市ごとに認知度を調べたところ、
「どのようなものか具体的に知っている」と回答した割合は、
肺炎球菌ワクチン接種への公費助成を実施している仙台(21.7%)、
東京23区(16.8%)に対し、実施していない大阪(7.4%)、名古屋(7.6%)、
福岡(9.6%)などは低かったようです。
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