愛知学院大歯学部の疫学調査で分かったようです。
調査は2004年から4年間、愛知県北名古屋市に住む50歳以上の約4000人を
対象に実施され、住民健診やミニドックの受診者から血液を採取し、
体重測定や問診をした結果です。
その結果、対象者の10人に1人が糖尿病を発症。その分布を調べると、
男女とも肥満度を示す体格指数(BMI)24・2を頂点とした三角形となったようです。
日本肥満学会の判定基準ではBMI25以上が肥満ですが、糖尿病患者は25未満の
標準体形の方が多かったそうです。
対象者全体の分布と比べると、糖尿病患者の男性はほぼ重なり、
女性は若干肥満気味だったものの、いずれも標準体形付近がピークでした。
米国人対象の同様の調査では、BMI32が頂点となり、肥満体の人に糖尿病が
多いことが知られているようです。
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