製造した新型インフルエンザワクチンに重い副作用が相次いだ問題で、
厚生労働省の足立信也政務官は25日、安全性を確認する現地調査の実施に伴い、
輸入ワクチンの接種スケジュールが遅れるとの見通しを明らかにしました。
厚労省はGSKとスイス・ノバルティスの2社からワクチンを輸入する計画し
同じ工場で製造した同社製のワクチン3700万人分を年末にも輸入する予定でしたが
副作用問題を受け、両社のワクチン製造について現地調査を行う必要があると判断した。
輸入開始は来年1月以降にずれ込む見通しになったようです。
副作用が報告されたのは、カナダ中部のマニトバ州。現地からの報道などによると、
通常のワクチン接種で10万人に1人程度にとどまる、急性のアレルギー反応の
「アナフィラキシー・ショック」が、ワクチンを接種した6人に発生し、
2万人に1人の高率で起きていることになるという。ただ、全員が短時間で回復したとの事。
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