発見できる手法を開発したと発表しました。
消化器がんに特徴的な遺伝子群の異常があることを見つけ、がんの有無を
判定できるようにしました。
従来の検査法より、がんを高率で見つけることが期待でき
人間ドックなどで活用することを目指すそうです。
同大医学類の教授(消化器内科)らは、消化器がん患者に特有の遺伝子群の異常を見つけ
この遺伝子群の特徴に着目して、がん患者40人と健康な人13人の計53人の血液で
調べたところ、約9割の48人でがんの有無を正しく判定できたという事です。
一方、「陽性」と判定した人の約1割で実際には、がんは見つからなかった。
がんを種類別に調べたところ、胃がん・大腸がん(患者40人)の7割、
発見されにくい膵臓がん(28人)でも7割で判定できたという。
ただ、早期がんをどの程度、発見できるのか検証はこれからだそうです。
金沢大の判定法では採血だけで3〜4日で結果が出るのが利点。特別な薬の投与も
不要なうえ、X線による被曝も心配なく、費用もがん判定に使われる
陽電子放射断層撮影(PET)検査の半額程度の10万円以下ですむという事です。
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