2011年4月8日金曜日

男と女のターニング・ポイント

私達人間が男になるか女になるか、それはどの時点で決まるのでしょうか。

意外なことですが、人間は基本的にはすべてはじめ女になりうる可能性を
もっているそうです。

人の一細胞の中には、二万個の遺伝子が含まれています。そこから作られる染色体は
四六個で、二個ずつペアをつくります。男の場合、卵子二三個、精子二三個にXY染色体。
女は卵子二三個、精子二三個にXX染色体。男の中には生まれたときから女性的なものを
もっているわけです。

Y染色体があれば、卵巣や睾丸になる性腺の元器があるということです。
それは玉子の黄身と白身のような形で、黄身が発達すると睾丸になります。Y染色体が
ないと白身が発達して卵巣になります。

男になるか女になるかは、その黄身が発達し、黄身からでる男性ホルモンが
どのくらい多いかによって決まるそうです。

オリンピックなどでセックス・チェックが行われ、不幸にもメダルを剥奪された女性選手が
過去にいましたが、この場合睾丸が十分に男性ホルモンをださないため、内臓器、外性器が
女の形から男の形に完全になりきれないでいる状態だからだそうです。

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