2010年9月18日土曜日

食事パターンとうつ

国立国際医療研究センターの研究員の方々が、野菜や大豆食品、果物、

海藻などをよく取る「健康的な日本食パターン」の人は、うつ症状の頻度が

半分以下だった・・・。この結果を見つけ、このような傾向の論文を19日付の

欧州臨床栄養学雑誌電子版に発表したそうです。

食事のパターンに分けて解析した研究は欧州に2例あるようなのですが

日本では初めてという事です。

研究グループは2006年、福岡県の勤労者(21〜67歳)521人に、

1カ月間に食べたものを質問票で尋ね、それを基に食事のパターンを調べ

同時に、世界的に広く使われている質問票でうつ症状を聞いた結果です。

統計手法で「健康日本食」「肉などが多い動物性食」「パンなどの洋風朝食」の

3種類について、各人の食事パターンを強、中、弱に3分類、うつ症状との関連を見た。

健康日本食パターンの傾向が強い人は、その傾向が弱い人に比べ、

うつ症状の頻度が44%と低く、動物性食と洋風朝食のパターンでは、

うつ症状との明白な関連は見られなかったそうです。

日本食や野菜類を多く採るのが良いようです・・・・。

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