2010年9月27日月曜日

薬害エイズ訴訟

非加熱製剤でエイズウイルス(HIV)に感染した血友病患者らが国と

製薬会社5社に損害賠償を求めた薬害エイズ訴訟で、原告側弁護団は31日、

大阪地裁で係争中の3人のうち1人について、健康状態の悪化を理由に国が

賠償金の仮払いに応じたことを明らかにしたようです。

判決や和解よりも前に国が仮払いを行うのは異例・・・。

弁護団によると、仮払い決定を受けたのは大阪府在住の男性原告で、金額は非公表。

弁護団は4月12日、国と製薬会社に4500万円を仮払いするよう仮処分を

大阪地裁に申し立てましたが、製薬会社側は拒否。

国は応じ、5月20日に仮払いの和解が成立しました。

同訴訟をめぐっては、裁判長が3月、3人にそれぞれ2800万円を支払うことなどを

条件に和解を勧告。国は受け入れを決めたが、製薬会社5社のうち1社が、

請求権の存続期間が過ぎていることを理由に拒否しています。

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