厚生労働省は14日までに、患者同士が治療体験を語り合う「サロン」開設や
患者らをカウンセラーに育成する研修など、心理面の支援に2010年度から
乗り出すことを決めたようです。
厚労省の推計では、B型、C型肝炎患者は計約60万人おり、長期にわたる闘病や
周囲の偏見に苦悩する人も多いのが理由のようです。
患者の精神的負担の軽減を目的とした施策には、がん患者を対象に痛みを取り除いたり、
心の不安を和らげたりする緩和ケアが知られています。
厚労省によると、支援策の一つは肝炎治療の拠点となっている各都道府県の
病院への患者サロン開設。
インターフェロン治療の副作用でうつ状態となる患者も多く、治療の体験談や
日常生活のアドバイスなどを気軽に話し合える場を設けるようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿