2010年5月13日木曜日

タミフル「飲み残し」

健康日本21推進フォーラムは、過去1年間にインフルエンザにかかったことのある

20〜60代の男女500人を対象に、受診や処方薬についてのインターネット調査を

実施しました。それによると、インフルエンザを診断されタミフルを処方された人のうち、

5人に1人が自己判断で服薬を中止していたことが明らかになったようです。

診断については、症状が出始めてから医療機関に行くまでの時間は

「12時間〜24時間」が40.8%など、8割以上が抗インフルエンザ薬の効果が得られやすい

48時間以内に受診が多かったようです。

処方された薬は「タミフル」が61.6%を占め、リレンザは17.6%にとどまったようです。

服薬指導は「医師」(71.1%)、「薬剤師」(56.3%)から受けたものの、

タミフルは症状が改善されても5日間飲み続ける必要があることを「知らなかった」人が

3割に上り、全体の19.2%が薬を"飲み残した"ことがわかった。

その理由としては「症状が改善されたから」が最も多いが、

タミフルを服用した人の約3割が「副作用で異常行動を起こすのではないか」と

心配していたことも一因になったと分析しています。

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